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丸山真男

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1: 2003/12/22(Mon) 16:42
どこで知ったか、法学部に行く学生が読むべき本として、岩波新書の「法とは何か」という渡辺洋三という東大名誉教授の本が紹介されていたので読んでみた。最初は未知の分野に触れた新鮮さを感じつつ線を引きながら読んでいたが、靖国問題にふれているところでおや、と感じ、資本主義は人間疎外と物心崇拝を生むという文章を読んで、読めなくなってしまった。あわてて著者の渡辺氏の情報を探してみた。たいした情報はなかったが、左翼であることは間違いないようであった。しかし、憲法学者とか弁護士という人たちは非常に左翼が多いということである。
2: 2003/12/22(Mon) 16:46
慶応の通信制に入学する際に、志望する学部に関連する書物について小論文を書くことを求められると言うことを聞いて、「法とは何か」を読んでみた。私はもっとあたりさわりのない、悪く言えば退屈な一般論が書いてあるのだと思っていたがとんでもなかった。とにかく、入学志望の小論文の題材には絶対に選べない。法学部へ入学すること自体を考え直しそうになった。法律学科への興味は激減した。政治学科志望に傾いている。
3: 2003/12/22(Mon) 16:54
「法とは何か」が使えないとすると、「痛快!憲法学」にしようか。こちらは感動をおぼえつつ読み通したのだが、漫画が書いてあったり、いかにも初心者向けの架空対話形式であったりするので、これを選ぶのもどうかと思う。そこで選んだのが、丸山真男の「日本の思想」である。このあまりに透明なタイトルは、かえって読む気を失わせる。丸山真男の名は、大学に入った直後の何かの教養科目の先生がしきりに口に出していたので何者だろうと思ったが、どうやら左翼であるらしいとわかって無視していた。その教授がテキストとして指定したのがマルクスの「経済学・哲学草稿」と、ウェーバーの「プロテスタンティズムの・・・」である。いきなりマルクスを読まされた18歳の少年の動揺を想像して欲しい。わたしはこの本の内容の記憶がまったくない。しかし、ウェーバーの方は感動をもって夜通し読み通した。レポート提出期限の前日になっても読み終えていなかったのだが、読み通しただけで力尽きてしまい、レポートは書けなかった。

4: 2003/12/22(Mon) 17:01
丸山真男の名は痛快!憲法学にも出てきた。今では私も、たとえ共産主義者であろうと、どんなに説得力のある論理的な説明をされても、なびかない体になっているので、読んで見ようと思った。ぱらぱらっと読んで見ると、すぐにマルクスが出てきた。しかし文章が非常に落ち着いて冷静でオトナであるという感じで、よい。日本人はマルクス主義によってはじめて科学的な社会学に触れた、反対するものであっても、マルクス主義によって初めて自分の立場を知った、というのであった。小林秀雄が登場する。彼もマルクス主義に反発しながらその魅力を否定できないのだった。小林秀雄は、縁遠くはあるが、よくきく名前である。
5: 2003/12/22(Mon) 17:04
まず三島由紀夫つながりである。金閣寺を非常にほめたと言う。三島との対談を読んだが、三島が全然喋らないのだ。先生と生徒の面接のような感じである。まだ30そこそこだから無理も無いかもしれないけど。
あとは高校生の頃ランボーとか読んでみたときに、訳者として小林秀雄を知った。ただ青年というか少年的なイメージのランボーと日本人のジジイである小林秀雄は違和感があると感じていた。
それから、中原中也についても何か言っていなかったかな?
6: 2003/12/22(Mon) 17:12
壁が崩壊して、共産主義は過去のものとなり、愛国心を持たないことが恥ずかしいことだという空気になってきた。
しかし私は資本論の概要すら知らない。カルチェの文庫本コーナーの一角に10巻くらいにわかれて並んでいたのを覚えている。手にとって開いては見たかも知れない。しかし何も覚えていない。共産党宣言は、すこし覚えている。「ヨーロッパに妖怪(幽霊)があらわれた」とか言うものである。
あとは、父が一時期資本論を熱心に読んでいたことを記憶している。私は一時期父の書斎に忍び込んで、世界の名著とかいうものを読んだりしていた。聖書を最初に読んだのも、その中の一冊だった。そして、その中には絶対に「マルクス・エンゲルス」というのがあった。オレンジ色の帯であった。しかし、いつのまにか、マルクス・エンゲルスがなくなっていたのである。父はわたしが共産主義にかぶれるのをおそれて隠したのであろう。
しかし私は新興宗教にかぶれてしまった。父はむしろ聖書を隠すべきであった。
7: 2003/12/22(Mon) 18:31
経歴を見てみたが、やたら病気してる。特に肺はボロボロだったようだね。マルクスも肝臓が悪かったとか。
19歳で特高につかまっている。もう、バリバリの気持ちいいくらいのマルクス主義者だね。
8: 2003/12/26(Fri) 02:26
日本の思想をいちおう読んだ。1,2はちょっと難しかったが、彼が巨人であることはなんとなくわかった。新しい世界が開けた。福沢諭吉、小林秀雄。マルクス。ヘーゲル。キェルケゴールも出てきた。
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