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利息制限法と出資法

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1: 2003/12/30(Tue) 01:58
29.2%。
この数字を聞いてニヤリとした人は私の仲間だ。いや、もしかしたら敵かもしれない。どちらにしても、この数字が厄介なものであることは同じであろう。ただ、その厄介さの意味はずいぶん違うが。

2: 2003/12/30(Tue) 01:58
(利息の最高限)第1条 金銭を目的とする消費貸借上の利息の契約は、その利息が左の利率により計算した金額をこえるときは、その超過部分につき無効とする。
元本が10万円未満の場合
年2割
元本が10万円以上100万円未満の場合
年1割8分
元本が100万円以上の場合
年1割5分2 債務者は、前項の超過部分を任意に支払つたときは、同項の規定にかかわらず、その返還を請求することができない。
3: 2003/12/30(Tue) 02:09
第5条(高金利の処罰)
金銭の貸付けを行う者が、年百九・五パーセント(二月二十九日を含む一年については年百九・八パーセントとし、一日当たりについては〇・三パーセントとする。)を超える割合による利息(債務の不履行について予定される賠償額を含む。以下同じ)の契約をし、又はこれを超える割合による利息を受領したときは、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
2 前項の規定にかかわらず、金銭の貸付けを行う者が業として金銭の貸付けを行う場合において、年四十・〇〇四パーセント(二月二十九日を含む一年については年四十・一一三六パーセントとし、一日当たりについては〇・一〇九六パーセントとする)を超える割合による利息の契約をし、又はこれを超える割合による利息を受領したときは、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。 3 前二項の規定の適用については、貸付けの期間が十五日未満であるときは、これを十五日として利息を計算するものとする。
4 第一項及び第二項の規定の適用については、利息を天引する方法による金銭の貸付けにあつては、その交付額を元本額として利息を計算するものとする。
5 一年分に満たない利息を元本に組み入れる契約がある場合においては、元利金のうち当初の元本を超える金額を利息とみなして第一項及び第二項の規定を適用する。
6 金銭の貸付けを行う者がその貸付けに関し受ける金銭は、礼金、割引料、手数料、調査料その他何らの名義をもつてするを問わず、利息とみなして第一項及び第二項の規定を適用する。
4: 2003/12/30(Tue) 02:12
(高金利の処罰)

第五条 金銭の貸付けを行なう者が、年109.5%(2月29日を含む一年については年109.8%とし、一日あたりについては0.3%とする。)を超える割合による利息(債務の不履行に予定される賠償額を含む。以下同じ。)の契約をし、又はこれを超える割合による利息の契約をし、又はこれを超える割合による利息を受領したときは、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

2 前項の規定にかかわらず、金銭の貸付を行なうものが業として金銭の貸付けを行なう場合において、年29.2%(2月29日を含む一年については年29.28%とし、一日あたりについては0.08%とする。)を超える割合による利息の契約をし、又はこれを超える割合による利息を受領したときは、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

5: 2003/12/30(Tue) 02:17
出資法の5条は平成11年に改正されて、上限金利が40.004パーセントから29.2パーセントになった。
しかし、私が初めてサラ金で借りたときは平成3年ごろだったが、そのころから大手サラ金は申し合わせたように29.2%という年利であった。日立信販だけは、40.004パーセントという露骨に上限金利を設定していたが。最近は年利も多少、お慰み程度ではあるが、ばらついてきて、25パーセント台というところもある。
6: 2003/12/30(Tue) 02:19
サラ金で金を借りるのは非常に簡単である。
上場会社、もしくはその関連会社の正社員として勤務する会社員で、「サラ金」に借金がなければ、即日50万は借りられる。
7: 2003/12/30(Tue) 02:26
さて、ここで「サラ金」というあいまいな言葉を厳密に定義しよう。
私の言う「サラ金」とは、以下の5社である。
武富士、プロミス、アコム、アイフル、レイク。
これ以外は、信販あるいはヤミ金である。

ノーローンとか、三和ファイナンスとか、三洋信販とか、最近新しい会社ができている。
普通まず借金を始めるのは、ローンで買い物をすることだろう。車とか、パソコンとか。もしくは、JCBとか丸井とかNICOSとかのクレジットカードを作って、キャッシングをするとか。車などのローンの金利などは一桁だったりして、私にとって一桁の年利など利息とは呼べない。
一方、いわゆる信販系のキャッシングの利息は、最近ではサラ金を上回る。信販にもキャッシングとローンとがあって、ローンは18.9パーセントなのだが、キャッシングは27パーセントくらいである。


8: 2003/12/30(Tue) 02:32
そして、信販で限度いっぱいまで借りた人は、サラ金に手を出す。
このときはせいぜい30万から50万程度、ローンを含めても100万程度であろう。これくらいならその気になればすぐ返せる金額である。サラ金で借りても、一社なら、大丈夫。しかし、一般的には「サラ金に手を出したら終わり」といわれており、実際その通りである。
なぜか。そこまで来た時点で、その人はだらしない、欲望に流される人であるのがまず間違いないからである。免許証を見せて、勤務先を教えて、在籍確認するだけで50万円がポンと借りられる。その手軽さ、不思議さ、勤勉をあざわらう快感。単に必要なカネが手に入る以上の、借金すること自体の魅力というものに、この頃になると魅せられているはずである。
9: 2003/12/30(Tue) 02:35
そのようにして借りた金で、人は何をするだろうか?
吉野家へ行くだろうか?古本屋へ行くだろうか?自己啓発のために学校へ通うだろうか?もちろん、違う。パチンコ、風俗、飲み屋で散財し、必要でない贅沢品を買うのである。
10: 2003/12/30(Tue) 02:38
傍からみれば楽しそうかもしれないが、彼らは木っ端のように震えるおびえたかわいそうな哀れな人間である。
11: 2003/12/30(Tue) 02:40
サラ金会社の年利が利息制限法の定める上限を超えている理由は、3つある。
1.利息制限法に罰則がないこと。
2.債務者が任意に払った利息は返還する必要がないこと。
3.出資法の上限を超えていないこと。

12: 2003/12/30(Tue) 02:46
つまり、武富士へ駆け込む人間は、とにかく今、カネが必要なのである。1年後に1億円もらえることを約束されるより、今50万の現金を渡されるほうを選ぶのである。そのためなら、多少の利息は払いますよ、というのである。法律なんかクソ食らえである。契約書には、はっきりと年利29.2%だと書いてある。借りるときは、わかりました、返します、と納得してハンコを押すのである。だから、毎月2万ほど返済するうち、20000*29.2/100*30円を、利息として払うのである。それが、利息制限法の
2 債務者は、前項の超過部分を任意に支払つたときは、同項の規定にかかわらず、その返還を請求することができない。
にあたるというわけだ。
13: 2003/12/30(Tue) 02:49
ところが、実際に任意整理などをすると、やはり利息制限法の上限を超える金利は返還され、無効となるようである。それは、ATMの入金による返済が、利息制限法の上限を超える金利を任意に払った、ということとはみなされない、という理由によるようだ。
14: 2003/12/30(Tue) 02:57
私も、切羽詰ったときには、「利息制限法の上限利息超えてんじゃねえかよ?」と電話してやろうかという気持ちにもなる。実行したことはないが。おそらくそういったら、契約書に年利が明記してありそれに同意しているではないか、と反論するだろう。みなし返済のことも言うかもしれない。出資法のことには多分触れないだろう。
15: 2007/12/21(Fri) 05:15
貸金業法が改正されることがよろしくないという意見を聞く。
年収の1/3以上貸してはいけないという法律もできるらしい。

これによって、借りたくても借りられない人が闇金に流れるというのだ。
また、いままでグレーだった金利が違法になることにより、
債務者がその借金を借り換えられなくなるとか。

小さな企業が借りられなくなって倒産するとか。

よく知らないんですが、
サラ金で29.2パーセントの年利で借りて商売やってる人なんかいるんですか?
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