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酒場

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1: 2007/12/19(Wed) 01:50
私はある時期、かなり長い間、酒場に通っていた。金曜日はほぼ毎週、多いときには週に3回くらい。そういう店ではわたしはきわめて紳士である。おさわりのようなことは全くしないし同伴もアフターもない。ひたすらしゃべる。3,4時間は平気で。トイレにもあまりたたない。なかなかおもしろい話をする。おもしろいというのは興味深いという意味ではなく、笑えるという意味である。
2: 2007/12/19(Wed) 01:54
確かにカネはかかるのだが、今思うとあの習慣は非常に重要だった。どんな事も耐えられた。仕事では笑顔をたやさず、人にたいして怒鳴ったり愚痴ったり嫌味をいったりすることは決してなかった。今、そういうことをしがちなのも、酒場に行かなくなったせいではないかと思えるくらい。同僚と居酒屋やカラオケに行くのは駄目だ。そうなるともう馴れ合いになってしまう。そういう、プライベートまで全部さらけ出さないとうまくいかない職場は最悪だ。
3: 2008/01/15(Tue) 18:59
私が学生時代にアルバイトをしていたホテルの常連客に、「この人に酒飲ませたらダメだ、大トラになっちゃうよ」といわれた事がある。私は毎日のようにバイトしていたのでお互いに顔見知りではあるが、フロントでカネをもらったり鍵の受け渡しなどをするだけで、もちろん一緒に酒を飲んだ事などもちろんなかったのだが、私の本性を見抜かれていた。その人は当時50歳くらいだったろうか。白髪まじりのパーマアタマで、陽気でやさしそうな人だった。噂によると毎日日雇いの運送業に並んで仕事をしているとのことだった。その人は脇腹にボールが入っているようにまん丸にふくらんでいた。肝臓が悪いとのことだったが、元気で血色もよかったが、酒は止められているのか、飲んでいないようだった。私の無表情で感情を抑えるところ、気が弱いくせに頑固なところなどから酒乱であると見抜いたのだろうか。当時はまだ未成年だったので酒は飲んでいなかったが、高校生の頃にときどき居酒屋へ行って何度かぶったおれていた。私が酒乱であることを見抜いた常連客はその後、他の常連客からカネを借りたまま帰ってこなくなった。
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